ターミネーターをムービープラスHDで観た
前から放送されていたのですが、ムービープラスHDで録画した『ターミネーター』を観て驚きました。凄く画質がいい。
アメリカで発売されたブルーレイは購入したのですが、相変わらずの「のっぺり」した画面でがっくりしていたのです。
『ターミネーター』はビデオの時代からずっと(それこそ輸入盤に字幕を付けていた海賊版から)メディアが変わる度に観ていますが、どれも「のっぺり」しているんですよねえ。何か膜がかかったみたいに。
フィルムで観たときはそれが無くて、すんごく嬉しかっただけに、どうしてちゃんとしたマスターで発売されないんだろうなあと思っていました。
DVDになった時にちょっとましになったような気がしたので、ブルーレイには期待していたのですが、やっぱり「のっぺり」。
で、ムービープラスHDでの放送もまったく気にしていなかったんです。
ところが、冒頭のロスの廃墟シーンから膜がとれたようにフィルムっぽいんですよ。
「なにぃ!?」
と驚いていると、HKが登場したときに、ちゃんと「その後ろの二機目のHK」もくっきりと見える。
「これは!」
と延々見続けてしまいました。
音声が残念ながらDVD化の時のリミックス版だったのですが(放送は2chにダウンミックス)、映像は明らかにアメリカのブルーレイのマスターとは違うように感じました。冒頭のシュワちゃんの息子ブラブラにちゃんと「ぼかし」が入ってるんですよ。
これって日本で公開したときのフィルムからマスター作ったのか? でも音はリマスター版だしなあ(そういえばDVDではぼかしはいってったっけ?)。
何とも曖昧な情報で申し訳ないのですが、今まで観てきた『ターミネーター』の中ではフィルムに次ぐ好みの画質でした。ムービープラスHDは『セブン』もシネスコ版を放送したりするし、まったく侮れないぜ!(これで600円なんですからね)