男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

これは大当たりだ

基本的に映画や漫画や小説やアニメなどを観るときの心構えは、

自分の好み>作品の完成度

となるわけです。当たり前だろうと思われるでしょうが、作品の完成度とか作者の目標設定とか、ヒロインが好みなだけとか、様々な要因が絡み合うわけです。

で、

「自分の好み」じゃなかった場合はチャンネルを合わせる事で楽しむわけですね。お金を出しているのですから、できるだけ楽しむためのスキルです。

つまり、逆に言うと、「自分の好み」だった場合はどうなるか? これはチャンネルを合わせる必要がないから、100%純粋に楽しめる。完成度とかそういうのはあんまり重要ではないんです。

最近になると、読んだり観たりするスタミナも少なくなっていているし、選り好みも多くなってきているので、チャンネルを合わせる行為が少し面倒くさいんです。


前置きが長くなりましたが、今回読んだ『弱虫ペダル』はかなり「自分の好み」でした。

”ヲタクの高校生が自転車のロードレースに目覚める”

と言うのがポイントなのですが、展開がイチイチ「少年漫画の王道」なんですよ。「王道」は大変好みです。

主人公の名前が「小野田坂道」ですからね。これだけでボクなんかはたまらないんですが、主人公が廃部になったアニメ研究会を再開するためにビラを大量に作ったりするような前向きさを持っているのもツボ。しかも、そっちも「王道」のプロットなのに、何と真逆の自転車競技に行くあたりがたまりません。これもまた「王道」ですよね。
主人公の行動動機が「ともだちがほしい」っていうのも大変好みです。
今のところ、個人的に嫌いな「嫌われ者」キャラが登場していないのも好きです。「嫌われ者」キャラは安直で好きじゃないんです。


何つっても早く続きが読みたくて仕方ないですよ。ふふふ。


それから、こちらを読んで、作者の渡辺航のあまりの不運ぶりとガッツに激しく共感しましたよ。これは他の単行本も買って応援しなければ!

ちなみにボクは

電車男 ―でも、俺旅立つよ。 1 (1)

電車男 ―でも、俺旅立つよ。 1 (1)

こちらは以前読んでいて好きでした。これも打ち切りだったのか……

とりあえず、

まじもじるるも(1) (シリウスKC)

まじもじるるも(1) (シリウスKC)

こちらを注文しました。


弱虫ペダル 7 (少年チャンピオン・コミックス)

弱虫ペダル 7 (少年チャンピオン・コミックス)

こちらももうすぐ発売ですから楽しみです!