男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

藤子・F・不二雄大全集第一回配本

遂にこの時がきた!!

ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)

ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)

いよいよ全藤子ファン超待望の大全集が刊行開始しました。第一回は『ドラえもん』『オバケのQ太郎』『パーマン』の三冊。それぞれ初っぱなから半端じゃない本気さでビックリです。

装丁はソフトカバーですが、コーティングされてスベスベのカバー。けっこう丁寧でいい感じです。

思った通り『ドラえもん』は極厚。まさにコロコロコミックサイズです。

パラパラと読んでみたのですが、何よりも気になっていた、「F先生が亡くなってから小学館が改訂した箇所」に関しては、すべてその以前の状態に戻して収録してあるようです。ボクが慣れ親しんでいた『ヘリトンボ』も復活。上京してから何気なく買い直した一巻を読んだときはビックリしたもんですよホント。

初期の作品には今で言う差別用語が連発しまくるのですが、そちらに関しても修正はされていない模様です。

学年誌掲載順はたまりませんねえ。初期のドタバタ感とか大笑い。

そして、なんつっても、のび太があまりにも可哀想なのが凄い。一話で毎回「死にたい」とどん底に落ち込むのが見てられない。小学生にあの仕打ちは凄い。セワシくんも「お年玉50円」て責めすぎ。

それにしても『けんかマシン』のテーマは深いなあ。のび太の「平和主義者」も泣ける。

「とくな人間になりたい」

に代表される、人間の本質的なところをズバズバ描いてくれて痛快ですよ。


明日から舐めるように読んでレビューを書いていきたいと思いますので、おつきあいいただければと思います。


ボクのスタンダードは『新』なのですが、『旧』もハチャメチャでいいなあ。初期のQちゃんって、やっぱり初期ドラに通じる感じがあっていいなあ。Qちゃんは正ちゃんの「ともだち」としてちゃんとキャラクターを確立して主人公らしくがんばりましたけど、ドラえもんって話が進むにつれて完全に「ともだち」って感じじゃなくなるよなあ。やっぱり『ドラえもん』は異色だ。

パーマン 1 (藤子・F・不二雄大全集)

パーマン 1 (藤子・F・不二雄大全集)

ちゃんとバードマンが”スーパーマン”に!!

それにしても、スーパーマンだ! って宣言してるときのみつ夫の白け顔は爆笑。F先生のパターン炸裂。

↑集中線が相変わらず爆笑を増幅。まあ、突然こんな仮面のおっさんに宣言されても、こんな表情になると思いますけどね。

↑ある意味リアル。でも、ホントF先生は白け顔好きな。


↑頂上。