男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

ライトノベルとボク

すっかりとハルヒにハマっている現状。周りからはすっかり冷ややかな眼で視られてます。

で、

そういえばライトノベルって何を読んだことあるんだろう?

と、自問してみました。


1.宇宙戦艦ヤマト ソノラマ文庫版 発進編
2.宇宙戦艦ヤマト ソノラマ文庫版 死闘編
3.宇宙戦艦ヤマト ソノラマ文庫版 回天編

ボクのアニメ原体験は宇宙戦艦ヤマトなんですが、ある時近所の本屋さんでこの文庫を何気なく見たんですよ。そしたら、ぐいぐい引き込まれて立ち読みで『発進編』を読み終わったらもう止まらない。猛スピードで家に帰ってお金をもらい、そのまま回天編まで購入してその日に一気に読み終わりました。よく考えたらビデオが家になかったので、ストーリーを完全に把握していなかったのが原因だと思います。大体途中から観始めて、とびとびだったりしますからね。とにかく燃えて燃えて。石津版ではなかったのがみそかもしれません。石津版はけっこう最近ブックオフで見かけたのですが、次に行ったときには無くなっていました。全然違うストーリーだったりするらしいので、一度読んでみたい。


4.ルパン三世 カリオストロの城 (集英社文庫 コバルト・シリーズ 107-A)

ライトノベルといえるのかどうかは分からないのですが、これも夢中になって読みました。やっぱりビデオが無かったので脳内補完のためだったのかもしれません。ただし、独特の活字遊びがたっぷり仕込まれていて、初めて読んだときは衝撃でした。



り谷あ
  り
  の

みたいなやつです。ストーリーも若干違っていて、庭師のおじさんのところへカリオストロ伯爵が襲ってきたりしたのを覚えています。これは今でも持っているので、小説ではもっとも古いモノになるはずです。


5.魔界都市〈新宿〉完全版 (ソノラマノベルス)

魔界都市〈新宿〉 スペシャル・エディション [DVD]
これは川尻義昭監督に夢中だった頃、アニメ化されたので読んだ作品です。ただし、アニメよりも先に読んでいます。原作ではアシュラを既に持っていますが、アニメではクライマックスで父の意志を受け継ぐようなドラマチックな構成で手に入れます。原作は秘境冒険モノのようなテイストで、無茶苦茶楽しく読んだ覚えがあります。アニメとは結構ベクトルが違うんですよね。

6.魔宮バビロン―魔界都市「新宿」 (ソノラマ文庫)

その続編で、足を骨折して入院していたときに点滴を打ちながら片手で読んだのを覚えています。

7.タイム・リープ―あしたはきのう

ここで、ばあっと時間が飛んで。奥さんが凄く好きで、借りて読みました。ボクも夢中になって一晩で読みました。ボクの中では王道のジュブナイル小説で、見事にキチっとまとまる展開や、タイム・トラベルによる場面転換の見事さ、そして学校を舞台にした清々しい空気感、とにかく面白かったです。また、ヒロインを助ける若松君が最高なんですよね。『エスパー魔美』の高畑君のように論理的なサポートをしてくれますし。そういう意味でも藤子・F・不二雄作品の読後感と非常に似たものを味わえました。
高畑京一郎の作品は『クリス・クロス―混沌の魔王 (電撃文庫 (0152))』も好きなのですが、『ダブル・キャスト』が全然受け付けなくてそれっきりです。

8.ブギーポップは笑わない (電撃文庫 (0231))

電撃文庫で大賞受賞作が発売されたという事が印象的だったのを覚えていますね。発売日に買ってその日に読んで、それぞれの短編が絡み合う構成に唸りました。短編集の『夜明けのブギーポップ』まで夢中になって読んでいましたが、だんだんめんどくさくなってきて止めてしまいました。たぶんこの作品で盛り上がって、このシリーズで気分が落ち着いたのがライトノベルにハマらなかった理由なのかもしれません。


9.ラグナロク―黒き獣 (角川スニーカー文庫)

これもスニーカー大賞が出たという事で読んだのを覚えています。何か連載漫画の第一話を読んだような感じだったのを覚えています。あと、刀がしゃべるんですけど、これって『バンパイヤハンターD』の永井一郎と同じだよなあと思ったり。『寄生獣』のミギーも同じですけどね。

と言うわけで、やっぱり全然読んでいません。ブギーポップから数えても10年ぐらい経っているので、本当にこの手のジャンルは久しぶりに読んでいるという感じです。