男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

無駄遣いしないと決めながら、続々と到着する……

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Starring: Ben Burtt, Elissa Knight Director: Andrew Stanton Rating: Format: Blu-ray
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技術系メイキングが実にいい

今日は特典ディスクを。

CMなどで使われた映像集がかなり楽しくて可愛い。消火栓のはボクも観たことがある。ホントこういうギャグのアイデアが豊富なのは面白い。

メイキングの映像を3つ観ました。

1.レンズについて
2.ベン・バートの音作り
3.艦長の変遷

2001年宇宙の旅』などを意識して、ワイドスクリーンを選択した話や、アナモフィックス・レンズ(シネスコにするための圧縮レンズ)を使用したときの光の歪み方の研究。そして、スーパバイザーとして参加しているロジャー・ディーキンスがホントにスーパバイジングしている映像がかなりたくさん収録されていて見所です。ライティングによってどういう効果が生み出されるかなどを丁寧に説明していました。アンドリュー・スタントンが目指した「未来の世界に実際にカメラをポンと置いて撮影しているような映像」は、本編で見事に表現されていますが、ロジャー・ディーキンスを持ってくるあたりがピクサーの凄いところでしょうか。

ベン・バートサウンド・デザインについて一章設けているのも流石です。全編出ずっぱりでベン・バートがディズニー・スタジオに伝わる往年の道具を色々と見て回るあたりは楽し過ぎます。ベン・バート自身もあれこれ新規に音を作っていく様子も収録されてイチイチ興味深い内容でした。イヴの声を収録している様子も流れて、ピクサーの社員さんというエリサ・ナイトの姿も見られました(綺麗な人)。

一番驚いたのは、あの船の住人の設定。当初はエイリアンにする予定だった(ヒヤリングちょい不安)そうで、バーバパパみたいなゼリー生物だったようです。それが段々「幼児退行」してしまった未来人の設定になったようです。いやあ、絶対完成版の設定がいいですよ。風刺にもなっていますが、見た目も含めてピュアな赤ちゃんみたいになった人間が、再度地球で文明を切り開いていくと言う、なかなか面白い設定が生きてきますもんねえ。