男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

The Ultimate Matrix Collection 【Blu-ray】(2003)


The Ultimate Matrix Collection【Blu-ray】 (2003)
Starring: Keanu Reeves, Carrie-Anne Moss
Director: Andy Wachowski, Larry Wachowski Format: Blu-ray

List Price: $129.95
Price: $74.95
You Save: $55.00 (42%)



久々に観るとやっぱり面白い

円高だったりしたので、米盤を購入。日本の通常版にはアニマトリクスが収録されていなかったりするので、値段も安いし吹き替え字幕どちらも収録されているので(ラベルには未表記)、断然こちらの方がお得ですね。メニュー画面もちゃんと日本語表示されます。

VC-1のコーデックで、さほどビットレートも割かれている訳ではありませんが(特典も大量に一枚に収録されているので)、DVD時代から変わらずのしっとりとしたマトリックス画質が鮮明になっています。「1」の真っ白な空間での会話シーンでは、そこが真っ白にしてあるセットだと分かってしまうぐらい情報量が増えています。

ボクは以前にも書いたように『レボリューションズ』信者なのですが、今回久々に『リローデッド』も観直してみて、結構面白かったです。アクション・シーンのボリュームが凄いことになっていますが、『レボリューションズ』では現実世界の戦いが主なだけに、マトリックス世界の外連味たっぷりなアクションが詰め込まれているのが楽しいです。今観るとCG処理がゲームのムービーみたいでちゃちいですけどね。逆にマトリックス世界が仮想世界なんだというイメージを強めているようないないような(弁護しにくいな)。

『レボリューションズ』は当然また大興奮と感動だったんですが、HDだと情報量が段違いなので暗い画面が非常に観やすかったですね。


で、

何が面白かったって、当たり前なんですけどやっぱり1作目が無茶苦茶面白いなあという事です。シリーズとはやっぱり別に考えた方がいいぐらい良くできています。バレットタイムとかは当時から「ダサいなあ」と思っていた口なんですけど、それ以外の普通のスローモーションの処理とかが決め決めでたまりません。
また、ヘリのアクションが半端じゃなく燃えます。シリーズ後半の怒濤のような物量作戦ではなく、トリニティがただヘリから脱出するだけなんですけど、そこへ持って行く盛り上げ方が素晴らしいと思いますよ。あれは名シーン。
また、お約束の”ドラゴン手招き”が無茶苦茶盛り上がるんですよねえ。『レボリューションズ』でも相当でしたけど、ここではやっぱりネオが覚醒し始めているという感じがすんげえ感情移入できてヤバいです。そこで”手招き”するかよ! っていうね。

話もシンプルにまとめてあるし、登場人物も少ないし、サイファーいるし、申し分のない傑作ですね。