男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

レッドクリフpart1

目と目で通じ合う

久々にジョン・ウーの映画を劇場で観ました。

映画の日だったのもあるんでしょうけど、満員でした!

観ていてウーのクドすぎる演出になかなかチャンネルが合わなかったのですが、金城武トニー・レオン

”琴を弾きながら男の会話”

をするシークエンスからピシっと合ってきました。

やっぱり熱い!

クライマックスの戦いに至る導入部分、亀の話をヴィッキー・チャオがする場面から一気にボルテージが上がるのが最高でした。太陽に向かって鳥ってすごいよウー。

最初こそ高みの見物していたトニー・レオンが、「俺も!!」と我慢しきれなくなって戦いに参加する場面はちょっと燃えたなあ。
金城武がフと見ると、「あれ?」っていなくなってて、と思ったら「おらあああ!」って感じで。
しかも、そこでいきなり仲間を助けるために身を乗り出して矢を受けるとか、その矢を引っこ抜いて突っ走るや「回転」とばかりにグルっとそいつの首筋にお返しとか、至る所にウーらしい外連味がたっぷりとまぶしてあるのもなかなかポイント高いです。

トニー・レオンの奥さんが自分で包帯巻くところとか無駄にエロいのも個人的には丸でした。

でも、あれですね、part1ってことで前半戦なわけですけど、正直ストーリーって正味30分ぐらいの分量ですよね。一本にできたんじゃないのかなってのは無粋なんでしょうか。
特にドラマ部分が重圧って訳でもないですしね。

根本的にウーって集団の演出が「?」なところがあるので、ちょいちょい気になるところが。
エキストラの人とか無茶苦茶雑だし、腕時計見てそうな感じで。顔面が「早く昼飯になんねえかな」って。

終わるタイミングもクド過ぎですよね。4回ぐらい「おわりか!」って思いましたもん。

早くPART2観たいです!