Tonight Is What It Means To Be Young
何年か周期に聴き直してはハマってヘヴィローテーションになっています。
♪ドジャアアーーン!! という落雷のような効果音から始まる、とにかくドラマティックな歌です。7分弱ある超大作なんですが、まったくダレずに延々ドラマティックという凄い曲です。
日本では『今夜は青春』というタイトルらしく、『ヤヌスの鏡』というドラマの主題歌としてカバーされ、これまた『今夜はエンジェル』という不思議なタイトルになっています。
映画好きにとっては言わずもがなの『ストリート・オフ・ファイヤー』のラストを飾る超名曲。
トム・コーディーが会場の出口でドラマティックな表情でじっと唄うエレンをみつめるカット・インが入るたびに、今までの名場面が走馬灯のように観客の頭をよぎる素晴らしい名場面。94分しかない映画なのに映画の中の時間が濃厚すぎるんですよねえ。
そして、チラっとエレンが視線を送ると、万感の思いを胸にそれを振り切って会場を出て行くトム・コーディが死ぬほどカッコイイぜえ! グっと思いをこらえて唄い続けるエレンも感動的!
その後も男性グループのコーラスが絡み合って激感動的に盛り上がってエンド・クレジットになるんですよ。
あの映画の余韻の深さはなかなか他では味わえないのですが、この主題歌の功績は非常に大きいです。
ジム・スタインマンという人が作っていて、『フットルース』のこの曲も彼によるものです。
↑『フットルース』でもこの曲だけ一味違うドラマティックさを誇っています。こちらも有名な『スクール・ウォーズ』の主題歌として日本では知名度がありますね。彼の曲はドラマティックだから合うんでしょうね。ああいう濃いドラマに。
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