ソニー 40V型 液晶 テレビ ブラビア KDL-40W5000 フルハイビジョン 2007年モデル
ソニー 40V型 液晶 テレビ ブラビア KDL-40W5000 フルハイビジョン 2007年モデル
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2007/11/10
- メディア: エレクトロニクス
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
おみやげだ!(ブホッ)
ボクは現在ハイビジョンブラウン管を使っているわけですが、いよいよフラットテレビが欲しくなってきました。いや、欲しいのは前からなんですが。
理由は幾つかあって、
1.今度引っ越すところはリビングが今より広くなるので、現在の32インチではちょっと苦しい(まあ、40インチでも苦しいのですが)。
2.やっぱりブルーレイディスクを1080pで観てみたい!
3.HDMIで機器を接続したい。(&今のテレビでは入力端子が限界)
4.テレビもXMB(クロスメディアバー)にしたい。
一時期はプラズマテレビと迷っていたのですが、最近ではかなりキレイな画像になっていて、”テレビ”としては充分許容範囲になってきたと感じます。
一番気になっていたモーションフローという、いわゆる倍速機能を実際に確かめたくてビックカメラに行ってきました。
ちょうどいい具合に店員さんがカップルに熱心にこの機種を説明しているところへ出くわしたのでした。で、多分動画ボケのことを訊かれたようで、待ってましたとばかりにモーションフローを入れたり切ったりしてみせてくれました。ソースは『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』。
で、通常のモーションフローを入れたり切ったりすると明らかに切ったときは動画がボケ気味で、特にクレジット部分などはそれが顕著でした。ただ、本編に関しては「映画」固有のブレも無くなっているようで、少し人工的な感じもします。まあ動画ボケはまだまだ改善の余地があるようですし、ブルーレイの目玉である24p描画で観てみないと何ともいえませんが。
問題はモーションフローを「強」にした映像。これが酷い。どうひどいかと言うと、一緒にいた奥さんまで
「なんかインディ・ジューンズ*1みたい」
となげくほど。つまりまるっきりテレビドラマ=ビデオカメラで撮影された映像のようになってしまっているのです。理屈どおり動画を水増ししているのでテレビドラマのように60フレームの映像に近くなっている。これは酷いと同時にその技術力にビックリしました。あからさまに動画が水増しされているのに、ほとんど破綻なくヌルヌルとキレイに再生されているのですから(これが問題なんですが)。
また、映画ってのはやはり24フレームでないと「映画」ではないんだなと痛感しました。画面の大きさとか解像度かとは実はそれほど重要ではなくて、一番重要なのは一秒間24コマという大前提が映画なんだなと感じられました。
映像に関してはモーションフロー(通常モードですが!)の効果も充分確認できたし、やはりドット・バイ・ドットのキメ細かい映像やXMBの馴染み深さは大変魅力的でした。
後は財布と相談するだけです……
追記:そういえばカップルがおき楽リモコンに関して全然興味をしめさず、店員さんもそれに対してなんらアピールしないのには驚きました。PS3のリモコンを使ったことのある人なら誰でもわかると思うんですが、無線リモコンの便利さは異常!! あれつかったらイチイチ機器にリモコンで照準を合わせる赤外線リモコンなんて使ってられません。案の定細かい操作をするときに赤外線のリモコンを使おうとしたら値札のポップが邪魔してうまく動かないでやんの。リモコンは全部無線リモコンにすべし!!
*1:1987年の新春かくし芸で井上順がインディのパロディドラマでエジプトロケまで敢行した傑作