男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

CHILDREN of MEN(トゥモロー・ワールド)北米盤

しばらく放置していたのですが、やっと観ました。

HD-DVD層とDVD層の裏表貼り付けのコンボ仕様で、一部では再生不良が報告されていましたが、ボクのXbox360+HD-DVDプレイヤーではまったく問題なくて安心。

それよりもあの画質! 無茶苦茶な高画質に度肝抜かれました。国内DVDもかなり頑張っていましたが、このHD感は半端じゃないです。
異様なまでに作りこんだ美術のウェザリング(徹底的な汚し)を、名手エマニュエル・ルベツキの撮影が絶妙のイギリス感(しっとりと霧っぽく)でとらえられているのが、もののみごとに綺麗に再現されています。

あの牧場で背後から迫ってくるテロリストたちの恐怖感も、湿気満点の朝靄や解像度の高さでスリル倍増。

それにしてもあの牧歌的な風景と荒廃した街の交差した配分は本当に素晴らしいです。どちらの舞台でも終始緊張感が持続する演出は強烈に個人的なツボをつかれてたまりません。