男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

キル・ビル Vol.1 & 2 ツインパック [DVD]

グラインドハウス』で久々にタランティーノ熱が上がったので(といっても、今はすっかりエヴァ熱がそれを打ち消してしまいましたが……)、久々に前哨戦とも言うべきこの二作を観直しました。

vol.1の青葉屋の戦いは何度観ても劇伴の使い方が半端じゃなく燃えます。布袋の仁義なき戦いから始まって、モリコーネで灼熱になって、戦いが始まると目まぐるしく様々なサントラが次々とかかりまくる感覚はまさにDJという感じでしょうか。あの酩酊感は普通のアクション映画では絶対に味わえないタランティーノならではのセンスとして高く買っています。

vol.2はうって変わって本来のタランティーノの感覚で作られた、ある意味正統派という感じでしょうか。まあ、訓練シーンはアレですが。

やっぱり生き埋めシークエンスは何度観ても圧巻。

公開当時は一作目の高評価と二作目のドン引きブリが笑ってしまうぐらいでしたが、ちゃんとシリーズとして観ると別段どちらも悪くない。チャンネルの切り替えを上手くするのも映画を楽しむコツのひとつかもしれませんね。