男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

スターシップ・トゥルーパーズ ― コレクターズ・エディション [DVD]

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映画秘宝のイエスタデイワンスモアで取り上げていたので、久しぶりに観たくなって観なおしました。『ロボコップ』信者としては、あのブラック・ユーモアが健在のこの作品は好きなのですが、『ロボコップ』にあった悲哀は欠片もないのが残念だった覚えがあります。まあ、完全なパロディとして考えると悲哀なんて必要ないわけですが。ベイジル・ポルデュリスの戦意高揚音楽も的確で、『ロボコップ』では悲哀があったのに今回にはそれを微塵も感じさせないあたりに、コンビネーションの良さがよく表れていますね。

制作費のほとんどをつぎ込んだだけあって、今観てもバグ軍団のイフェクトや宇宙船などのミニチュア・ワークは素晴らしくて、ハインラインをある意味コケにしまくる人間ドラマの部分は意図どおり爆笑モノ。

もっとも、公開時はそんなに寛容ではなかったので、素直にパワード・スーツのオミットや悪ふざけのパロディに抵抗が激しくて素直に楽しめなかったんですけどね。今観るとかなり笑える。でも、やっぱりバーホーベンは『ロボコップ』ですよ。