男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

動物電気「人、人にパンチ」

マグロ漁船を舞台にした、肉体派劇団(?)によるテンション芸の連続喜劇。なのですが、意外に「なんだ、そりゃ?」的なボク好みの不条理ギャグも炸裂していて大笑いして楽しみました。

さまざまなキャラがマグロ漁船で右往左往するのですが、中でも好みのキャラは脱サラして乗り込んだタチバナ。眼鏡が取れるといきなり豹変するや仲間をマグロと間違えて(そこからして狂ってる)、見事なドロップキックを決めるやいなやマウント・ポジションでボコりまくる。そのときの無表情ブリが最高で、眼鏡をかけると我に返るところも素晴らしい。

あと、クライマックスで何故か「白鯨」のパロディになるのですが、そのシークエンスでみせるオオムラ船長の延々と続く一人ギャグが大笑いでした。普通あの手の一人ギャグはスベってなんぼなのに、殆どヒットするという驚きの展開。

普段舞台というものは殆ど見ないのですが、面白いものはいいですねえ。笑えて。