男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

穴★★1/2

同名タイトルが多いのですが、こちらのです。

アメリカン・ビューティー』でもいい芝居していたソーラ・バーチが、相変わらず冴えていて、観ていて頭にくるやら可愛そうになるやらという、筋立てに適切な芝居を見せてくれました。あれだけ表情が変わるのも凄い。

ただ、モチーフがモロに好みなだけに、ちょっと消化不良なところも多かったです。

密室監禁状態での人間ドラマには、もっと後頭部を殴打されるようなショックを期待してしまうので。

構成も少し分かりにくい感じがしました。誰の言っていることが真実かというサスペンスにしては虚言の部分の映像との区別があまりないのが原因でしょうか。

シネスコの構図とフラッシュライトによる範囲照明は適切で好みでした。出来れば全編それでいってほしかったのが個人的な願望。