男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

フィラデルフィア

トム・ハンクスが次の年の「フォレスト・ガンプ」の前にアカデミー主演男優賞を受賞した映画。監督のジョナサン・デミも前年の「羊たちの沈黙」に続く映画。当時はデミがオスカー受賞に気をよくして続けていくぜっていう感じを勝手に受けてましたが、今回見直すとあんまりそういうつもりもなかったんだろうなという感じ。

トム・ハンクスは「そりゃ賞も獲るよな」という感じで、絶妙な芝居です。ただ、この映画の主人公って実質的にはデンゼル・ワシントン。芝居も軽妙洒脱な感じで余裕があっていいです。図書館で黒人として差別されている事とエイズ差別が同じ事なんだなと気付くシーンはいいです。サンドウィッチも凄くうまそうに食べるのでいいです。

まったく感動を前面に押し出さないし、裁判モノなのにそういうサスペンスもまったくない。ただただ語られていくスタイルが妙に感動的でした。

いい映画だ。

ブルース・スプリングスティーンの主題歌「ストリート・オブ・フィラデルフィア」も凄くいいです。