『僕は友達が少ない CONNECT』を読みました。
僕は友達が少ない CONNECT (MF文庫J)
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買った次の日にKindle版が半額以下になっていても悔しくもなんともないぐらいの傑作
前回読んだ『僕は友達が少ない8巻』に続く新刊。最初は番外編の寄せ集めでお茶を濁しているのかと思いきや、作者があとがきで「ナンバリングとして読んで貰いたい」と書いている通り、これは間違いなく「9」として読むべき作品。そして、主人公の小鷹の一人称ではないので、今までの様々なエピソードや過去のエピソードなどが彼以外の視線で語られる。これが小話やシリアスな話などを含めて多種多様な語り口で描かれていて、正直言って「なめてました」とあやまるしかない面白さでした。
特に今やキーパーソンとして重要なキャラになった理科の「一人称」で語られるエピソードなどは圧巻と言ってもいいほど面白い(褒めすぎ?)。そして、一番のお気に入りである幸村の素性が明かされる短篇は涙無くしては読めない。
最後の最後でアニメの最終回の部分も描かれていて、ますます「9巻」が楽しみでしかたありません。
それにしても、Kindle……本が安売りするという概念に慣れるのはまだ難しいようだ。
僕は友達が少ない CONNECT (MF文庫J)
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書籍版
『僕は友達が少ない』ブリキArt Works 初回限定版
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