男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

プロデューサーレターLIVEを振り返ろう! その1「色々と面白すぎた第7回」編

「なんてむごたらしい……」

 


FINAL FANTASY XIV Letter from the Producer LIVE ...

 

「新生エオルゼア」成功の要因の一つに、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹さんが表に出てのプロモーション活動があるのは間違いないでしょう。

 

正直に言うと初め名前が発表された時は、日本中が「誰?」と思った吉田直樹氏。今や「よしP」という通り名が浸透した吉田直樹氏ですが、3年前は本当に一体全体誰なんだろうという不安感が占めていたように思います。

 

ボク自身も旧FF14自体をβテストの段階で見限っていたので、「ああ、体制を一新するなんて相当大変なことになっているんだなあ」と思いながらも対岸の火事のように感じていたものです。

 

ところが、よしPの「表に出る積極的なプロモーション」による、彼自身に対する「信頼感」がどんどん増していくのが手に取るようにわかったのは、やはりこのプロデューサーレターLIVEというYouTubeなどで実施された生放送のユーザーとの質疑応答の動画が始まった頃からでしょう。

 

本来よしPは「本来表に出たくない」スタンスのようですが、ニコニコ生放送におけるひろゆき氏との対談でも「廃人で喋れる人間が他にいなかった」と言っているように、明らかに表に出ても支障のないプレゼンテーションスキルがあることは自他ともに認めるところだったようです。

 

そんなよしPがコミュニティーチームのモルボル氏と二人でユーザーからの質疑応答に答えていき、その都度そのタイミングで開示できる情報をポロリしていくという構成で作られた「プロデューサーレターLIVE」は、明らかにスクエニ内でのスタッフによる「手作り感」が充満した動画生放送なのです。

 

この動画のポイントは何と言っても「生放送」と「動画配信」という、ある意味少し「ゆるい」作りと雰囲気がゲームクリエイターとユーザーとの垣根を取り払う「親近感」を強く生み出しています。もちろんよしPのゲームに対する真面目な姿勢と、「わかっている」感満載の発言なども「信頼感」を取り戻した要因ではあるのですが、やはりここで生み出された「親近感」が大きな要因だとボクは思います。

 

実際よしPの思惑である「ユーザーからの信頼を取り戻す」という目的を、恐らく予想以上に成し遂げているのではないでしょうか。

 

現在第8回まで放送されているレターLIVEですが、スクエニ公式チャンネルで現在第7回まで配信されているので、いつでも第1回から観ることができます。

第8回も有志の人が個人でアップされているので観るのに困ることはないでしょう。

 

で、

 

今回発売直前ということで、今までのレターLIVEをちょこっと振り返ってみようと思ったわけです。

 

・・・

 

今回振り返るのは個人的に一番面白かった「第7回」

第七回は、生放送でご覧になった方なら御存知の通り、色んな意味でインパクトの多い放送でした。

 

公式で配信されている動画では編集されていますが、この放送では従来780pという解像度で放送していたものを、調子に乗って(w)1080pというフルHDで放送してしまった結果、序盤に何度も放送が中断してしまうというアクシデントがあったのです。冒頭に登場したFF7のディレクターである北瀬プロデューサーへの肝心な質問で止まってしまったり(現在の動画では公開されています)、途中で大きく止まった時にはUstreamに避難したり、しかもそちらも止まってしまい、結局780pに戻して配信を再開するという流れでした。

 

 再開してからは順調に進みつつも、途中で「雨粒」によるコンコンコンというキツツキのようなノイズが入るという地味なアクシデントw

 

それでも続けていくと、いよいよ語り草と断言してもまったく問題ない事件が勃発。

 

 

詳細は省きますが、バディシステムを披露しようと、意気揚々とチョコボを呼び出したよしP。すわとモンスターに挑みかかりますが、予想以上の手強さに声は平静を装いつつ、徐々に押され始めます。挙句に初披露だというのにそのチョコボが死亡!

 

そして、遂に

 

「オレもやばいんじゃないかっていうさ!」

 

という名台詞と共に背中を見せて遁走w

 

モルボルも必死に笑いをこらえながら

 

「吉田さんともあろう者が逃げましたね」

 

と呆れ返る状態。

 

挙句に大人気なく別の敵をボコボコにして鬱憤を晴らすよしPなどが続き、完成度の高いゾーンが生み出されています。

 

当然本来のスタンスに戻して、バディチョコボについて説明したりするのですが、観ているこっちにしてみたら笑いが収まらない。

 

しかも、休憩明けにまさかの言い訳!

 

例の雨音のノイズから再開する感じもすでに大笑い満点の後半開始直後に、わざわざ食い気味に言い訳をし始めるよしPにモルボル氏も必死に笑いを堪えてます。

 

いやあ、本当に笑える。

 

「言い訳乙って言われるのわかってるんですけど!」

 

と必死に言い訳する我らのよしPがとにかく面白くて、ますます親近感が増すという目的達成疑いなし。

 

・・・

 

あんっ……

 

この第7回は一般的に上述の「よしが逃げたシーン」が何と言っても話題にのぼるのですが、実は個人的にもう一箇所何度見ても吹き出してしまうシーンがあるのです。

 

それは1時間43分から始まります。

 

なんだかんだでエモーションの説明でお茶を濁そうとするよしPが、「表情のエモーションがβ3から入ります」

 

と自信満々に「泣き顔」をララフェルにさせるのですが、そこで何を思ったのかよしPが

 

「……あんっ……」

 

と喘ぎ始めるんですよ。

 

しかも連続で

 

「ああぁっ……」

 

「座らせながらもできるんですよ」

 

「……はぁあん……」

 

と三連発。

 

なぜ泣き顔で喘ぐのか理解不能ですが、吹き出すことは間違いなしです。その証拠に横にいるモルボル氏も吹き出していますから。

 

実はこのレターLIVEは先述のトラブルなどもあったせいで放送が押しに押し、しかも開始時間が従来よりも一時間も遅い22時からの開始だったのせいか、0時近いあたりでした。もう実際よしPも疲れ果てていて、本人も番組中なのに「今日おかしいな。切れ味なさ過ぎて」と自分にダメ出し状態。

 

明らかにおかしなテンションになっていたのがこの放送が面白くなった原因かもしれません。

 

そして、最後の最後に、モルボル氏もおかしくなったのか、「最後の質問だから」と言って、ネットで話題になっている「たけのこの里かきのこの山」か論争をよしPにフッてしまいます。

 

疲れているところへ、あまりにもしょうもない質問によしPも呆れながら、実家が貧乏だったという話まではじめる始末。

 

もちろんこれが続く第8回の直前テストの大爆笑「半沢直樹と吉田直樹」を生み出すことになるので、何がどうなっていくのか分かったもんじゃないですね。

 

・・・

 

最後の最後におまけなんですが、この放送の最後にスクエニビルが全館停電メンテですと報告されます。

 

ボクと妻はちょうどこのメンテの日に都内を散歩していて、「スクエニのビル見に行ってみようか」とわけの分からないテンションになってしまい、見に行ってしまいました。

 

 

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本当に全館メンテナンスだったようで、大きな車が止まってなにやら作業をしていましたし、ビル全体が停電しているので、周りの地所に入店している飲食店やエレベーターやエスカレーターまで全部止まっていましたよ。ビルの裏手には広場があって、そこは広々として随分気持ちのいい環境でした。レターLIVEを撮影しているよしPの部屋も下から眺めることができまして、ちょっとしたストーカー気分も味わいましたw

 

そういう個人的な思い出も含めてこの第7回は大好きな放送です。