男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『アクセル・ワールド』第四巻を読みました。


登場シーンは少ないのに大忙しの黒雪姫先輩

まさかまさかの「つづく」からぶっ続けで4巻を読了。いやあ、余り物には福があるといいますか。続けて読めるこの幸せ。

今回は徹底的に「厭な奴」が敵だったので、とっととやっつけてほしかったのですが、まさか「つづく」となってもんもんが倍増でした。それでも新たなキャラクターが続々と登場し、しかもどれもが魅力的! これからますます活躍してくれるかと思うと嬉しい限りです。

アクセル・ワールド』の構造的な面白さは、仮想空間内のゲーム=バトルと並行して、現実世界での知能戦やロマンスや青春を描くことで、非日常と日常のドラマを違和感なく同列に味わえることですね。これは結構面白い作りです。その最たるものが、ヒロイン(?)である黒雪姫先輩の存在。ゲームの中では最強キャラとして君臨しつつ、現実世界では主人公にベタ惚れで萌え萌えキャラを演じている。「燃え&萌え」という珍しいキャラ設定。

今回も、クライマックスで颯爽と現れて燃えさせた後は、時空を超えるかのようなトリッキーな登場で、立て続けに主人公ハルユキとデレデレとイチャつく姿は個人的に相当萌えます。ははは。

また、中学生=子どもである事を意識させる描写も大好きで、時々登場人物たちが感情を抑えきれなくて泣きじゃくるのがたまりません。そういうのを恥ずかしげもなく正面から書くってのはなかなかできることじゃないですよ。こっちもウルウルきますからね。

というわけで上下巻を楽しんで一休憩ってわけもなく、ぶっ続けで5巻に行くぜ!!!