男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『アクセル・ワールド』1巻2巻を読みました。


コミック版で一巻の筋は知っていたのですが、それでもさすが原作は一味違う面白さでした。アニメ版やコミック版のキャラ設定などがビジュアルとして頭に入っているのですんなに読めたというのもあるのですが、要所要所の泣かせどころが素直に感動できるのが素晴らしい。最初の先入観とは違ってまっとうな青春小説になっているのが嬉しかったです。

物語はまだまだ序盤というところですが、ハルユキと黒雪姫のロマンスは大きな山場を超えているので、これからどういった展開にするのかも気になりますね。



2巻。

ネット小説掲示板での連載→電撃大賞への公募という流れで生まれた1巻とは違い、こちらは最初からシリーズ化を前提とした構成になっており、世界設定の広がりや登場人物の増加がワクワクする。そのくせ単体としての盛り上がり方が尋常ではないのも凄い。極悪な敵や出し惜しみなく登場する王たち、気になっていた黒雪姫の過去の一端も垣間見え面白くて仕方がない。

加えて、ギャグとアクションのテンションが段違いに高くなっているのも最高。前半部分の遠慮の無くなったギャグの波状攻撃、特にタクムのイジられかたは大爆笑。転じて後半部分の大バトル。燃える。

ボクはただでさえ大ピンチなのに、到底手に負えない事態が発生(襲ってくる)絶体絶命のシチュエーションが大好物なんですよ。

黒雪姫の本性が漢度の高いキャラってのがいいですねえ。