男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『ダイ・ハード リミテッド・エディション』が到着しました

【3500枚限定】ダイ・ハード
マイケル・ケイメン
Lala LAND/Rambling (2011-11-30)
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意外に早く到着しました。

ダイ・ハード リミテッド・エディション』サウンドトラック

前回のサントラも持っていますが、今回は二枚組でボーナス・トラックや前回未収録だった曲もたくさん入っているので迷わずゲット。3500枚限定だから多分すぐに完売になるでしょうし。

いきなりメインタイトルが出る時の♪ドゥゥゥゥン……チャンチャンチャン(と鈴の音)が入ってます! これ地味に燃えるんですよねえ。

このチャンチャンチャンという鈴の音(かどうかは知りませんが)は、第九と共に全編象徴的に使われており、クリスマス・イヴという設定にぴったりなのです。

そして、このサントラが個人的に素晴らしかったのは、ボーナストラックに屋根から消火栓を巻いて飛び降りる激燃えアクション・シーンの音楽が収録されている事です。音楽単体だと特に大したもんではないんですがw

あと、ハンスたちが苦労に苦労を重ねてやっと金庫が開く時の音楽ね! これの別バージョンが収録されている。第九の軽妙なアレンジにのって、嬉々として金庫を漁る仲間と、それを満足気に見守るハンス。あのシーンは『ダイ・ハード』の中でも屈指の名シーンだと思いますし、この映画が他のアクション映画とは一線も二線も画している要因の一つですね。『ダイ・ハード』の一作目が素晴らしいのは、マックレーンの孤軍奮闘である冒険物としての面白さに加えて、ハンスたち強盗団の魅力的過ぎる側面も描いていることでしょう。アラン・リックマンが素晴らしすぎるから生じた部分もありますが、マクティアナン監督が明らかに意図的にどちらも平等に描いているのがいいんですよ。ハンスたちにしてみたらホントたちの悪い奴ですからねマックレーンはw

クリスマス・ムービーとしては欠かせない名作になってますよね。

そういえば、『天空の城ラピュタ』がテレビで放送されているのを観て思ったんですが、ボクが『ジョーズ』を劇場で観たいと熱望しているように、すでに『ラピュタ』やこの映画も劇場で観ていない世代が多いんでしょうね。特に『ダイ・ハード』は日本でもスマッシュ・ヒット止まりで観に行っていない人も多そうだし。シネマスコープの端っこに立ってビビっているマックレーンの構図が生み出すクライマックスの興奮は凄かったですよ。午前十時の映画祭に選ばれていてもおかしくなかったんでしょうね。