ワイルド・スピードMEGAMAX予習その2『ワイルド・スピードX2』★
ワイルド・スピード クアドリロジー Blu-ray【デジタルコピー付】(初回生産限定)
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特に観るべきところのない作品
前作からヴィン・ディーゼルが抜け、ポール・ウォーカーと誰だかよく知らない黒人の相棒が舞台をフロリダに移してまたまた潜入捜査。
前作からして潜入捜査が作品のテンションにまるで貢献していないことをまるで理解できていないようで、今回もせっかく刑事をやめたポール・ウォーカーを無理やり復帰させて潜入捜査をするというパターン。そんなに固執するほど上等なプロットでないばかりか、手垢がつきすぎて消毒不可能な凡庸なストーリー。
しかも、相変わらずカーアクションが盛り上がらないw
監督のジョン・シングルトンは24歳のデビュー作でいきなり黒人初のアカデミー監督賞ノミネート(最年少)されたりして、前途洋洋だったにも関わらず、引き出しが少なすぎたのかあっという間に急降下。挙句にまかされた生活費稼ぎの作品だけあって、まるでやっつけ仕事丸出しなのが凄い。
続いての『TOKYOドリフト』からは現在のMEGAMAXまでを手がけているジャスティン・リン監督になるので、ひょっとしてここから面白くなるのかも。