『ザ・ホワイトハウス』1〜2話
こりゃ夢中になるわ
以前から知人に「ERと同じぐらいハマる」と言われていて、ずっと気になっていたのですが、先日ふとEPEGの番組表を観ていたら、BSJでHDリマスター版が再放送しているじゃないですか!
しかし、残念ながら10月の頭から始まっていたようで、すでに4話まで放送済み……
とりあえず、早めに追いつこうとTSUTAYAでDVDをレンタルしてきました。
ただ、一枚目には2話しか収録されておらず、二枚目も借りなければ追いつかないという。
加えて、Amazonだとファーストシーズンの1セット目がなんと60%OFFの1000円ちょっとで買えてしまう。二枚通常の値段で借りたら、ちょっと足すだけでこちらが買えてしまう。
が、そうすると、HD放送版を毎週観るという悠長な事をやっていられない事は明白で、一気に観てしまうことになるなあ。
そう、つまりそれぐらい面白かったのです!(長い)
とりあえずDVDでどんどん観てしまって、HD版は保存用に録っておくってことになるのかなあ。でも、さっき放送されているものをチラっと観たら、ちゃんとハイビジョンのクオリティになっていて、あれ観ちゃうとDVDのSD画像はやっぱり辛い。向こうのドラマはかなり昔のドラマからHD放送を踏まえて16:9で撮影されているからなあ。画質もあるけどアスペクトが……
そんなこと言ったら『ER』だってBS-hiで放送したときはファースト・シーズンから16:9だったんだよなあ。あれまた再放送しないかしら。
ともあれ、『ザ・ホワイトハウス』。噂通り相当面白いです。パイロット版のグイグイ引き込まれっぷりは、同じクリエイターであるジョン・ウェルズらしく『ER』を彷彿とする。どんどんまくし立てる台詞なんてお約束だし、めまぐるしく行われる場面転換も同様のテンポを生み出していてたまりません。
それに舞台がアメリカの中枢であるホワイトハウスなのにも関わらず、基本的には大統領の側近たちの人間臭いキャラが絶妙に構成されていて惹きつけられる。
そして、マーティン・シーン。クライマックスで、デウス・エキス・マキナーよろしく登場して、ザアっと一気に場をさらう大統領を実に小気味よく演じていて凄い。あれは説得力ある。wikipediaによれば、パイロット版だけのゲスト出演で、その後は大統領は登場しない予定だったのが、パイロット版のマーティン・シーン演じる大統領が話題になったためにレギュラーになったそうです。確かにあれはレギュラーにしないと勿体ない。でも、ドラマを作る側からすれば、大統領を出さないという枷があったほうがシナリオを作りやすかったかもしれませんが。
ともあれ久々に続きが楽しみなドラマが観られるので、これから楽しみです。