『エマニエル夫人』ブルーレイ レビュー
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首筋に浮かび上がる汗まで見える高画質
密かに心待ちにしていた『エマニエル夫人』の国内盤ブルーレイが到着しました。
ゴールデン洋画劇場で観て以来、ボクの心の「ある部分」をしっかり支配しつづける非常に重要な映画であり、同じような男性諸君も多いと思います。
そんな作品がいきなり廉価版で発売されるって言うんですからなかなかジェネオン・ユニバーサルもナイスな事をしてくれます。
ボカシの代わりに女性の喘ぎ顔を入れたりする涙ぐましい劇場公開版はビデオでも発売されていましたが、再販されるたびに「今度こそは無修正版だろ!」と意気込んで観てみるも同じバージョンだったりして涙を飲んだことも良い思い出です。
そして、ついに「無修正版」を観たときの衝撃ったら。詳しくは書きませんが。ははは。
しかし、画質があまりよろしくない。もちろん最初の日本公開版のソフトとくらべれば雲泥の差でしたが、なんだかぼんやりとした画像だったもんです。
そして、DVD化されるもいつの間にか廃盤になり、プレミア化。
数年前にユニバーサルが廉価版としてリマスターされたものをDVD化し、それがレンタルでも周りはじめたので、やっと普通に観られる状態にはなっていました。ただ、ここらのユニバーサルDVDはヨーロッパのPAL版をそのまま使っているので、早回し版なんですね。今回の同梱版のDVDもそれをそのままつかっているので、上映時間が違っているのをちゃんと注意書きで断ってるぐらい。ははは。だいたい3分ぐらい短くなってしまう。
今回のブルーレイはもちろん標準規格なのでそんなことはなく、キチンと93分で収録されている。アスペクトも左右に黒味をいれて1:1.66のヨーロピアンビスタを完全収録。
しかも、中身がすごい高画質! もちろんハリウッドの最近の映画にくらべれば普通の高画質ですが、今まですりきれるほど『エマニエル夫人』を観てきた人たちなら仰天すること間違いなしの高画質です。正直マスターのフィルムからしてボロボロに劣化していると思い込んでいたので、こんなに情報量があったのかと驚くばかり。ロケーションの美しさやフィルター処理された淡いタッチもキチンと再現されていて、「こんなに綺麗な映画だったんだ」と驚きました。
なんつっても、シルビア・クリステルの肌が凄く綺麗。スカッシュテニスの有名なシーンでも、首筋などに浮かび上がった汗がちゃんと確認できます。
まあ、有り体に言ってしまえば、愚息もピンコ立ち
現在30台後半以上の男性陣は間違いなく買いのソフトです!