男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

小学館のコミックが配信開始。だけど高すぎる!!

http://itunes.apple.com/jp/app/id369324126?mt=8
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/06/17/012/index.html

ブックオフで105円で買える本を定価より高く売るって……

小学館がメジャーiPhoneアプリとして『うしおととら』『うる星やつら』『メジャー』『名探偵コナン』を配信開始しました。

ただ、

一冊450円って設定はなに?


もうお話になりません。


何のための電子書籍なのか?


もうとっくに減価償却が終わっているとしか思えないラインナップは、とりあえず問題にしないとして、これだったら制限機能をつけてレンタル方式にした方がよっぽど普及するよ。

思うに電子書籍というのは所詮「所有欲」を満たすことができないのですから、レンタル感覚に近づけるべきだと思うんですよ。値段設定も。

だから、一冊なら105円が限界だし、古い書籍などに関しては全巻まとめるのがもっとも適切。そういったまとめた値段なら1000円単位も可能だと思うんですよ。だってコミックなんて今更過去の商品を一冊単位で購入しますか? 電子書籍の最大のメリットである「場所をとらない」をどうして活かそうとしないか?

書いていたら怒りで頭がどうにかなりそうですが、とにかく是が非でも考え直して欲しいと思いますよ。

1.完結しているコミックは全巻セットが原則
2.新刊書籍は定価の半額まで
3.レンタル版も用意すべき

文句ばっかり書いてもあれなので、『うしおととら』の一巻を購入してみました。

購入した本は『My本棚』に格納され、iPodのようなインターフェイスで管理できます。『しおり』機能も備わっており、一番驚いたのはiPodのアルバム表示のように前ページが選択可能になる事です。例えば『ドラえもん』を読んだりする場合、好きな話だけ読む場合にページを一気に飛ばすことができます。まあ、目次からチャプター機能をつける事でも可能でしょうが。
3GSではまだ文字がぼやけて縦表示での1ページフル表示はちょっと実用的ではありません。横持ちでは十分読めるようになるのですが、上下のスクロールが必要になります。iPadでは見開き表示などができるのかどうか気になりますね。
基本的にはiComicと同等のイメージですが、ページをめくるアクションがタッチに対応していないのは面倒。タッチの場合インターフェイスが下部に表示されるのですが、左のボタン(進むってこと?)を押してめくるのは生理的に合わない。まあ、これはiComicになれてしまったからなのかもしれませんが。カスタマイズの余地が欲しいところ。

後はiPhone4の解像度で読んだらどうなるかというところで、これは早く実機で確認したいところです。


ただ、


何度も書くように、この値段設定と購入設定は論外。