男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『乙嫁語り』2巻、『アオイホノオ』4巻

常軌を逸したような描き込み

森薫さんは『エマ』の後半あたりから、どんどん作画の密度が濃くなってきていますが、『乙嫁語り』に入ってからは観てるこっちがくらくらするほど。

個人的に「めんどくさいなあ」と思っていたエピソードもケリがつき、生活の描写される大好きなエピソードが多くて楽しかったです。刺繍の話なんて最高。


「己のキングダム」は良いフレーズだなあ

4巻では、焔燃にこれでもかこれでもかとショックが襲いかかってくるのですが、それを自分の大好きな漫画からアレコレと都合よくエピソードを引っ張ってきて回避する燃がただただ面白い。それにしても引用(著作権表記)の多さだけで大笑い。まさに『まんが道』状態。

それにしてもアンノの攻撃は強烈過ぎて唖然としてしまいますね。まあ、動かない絵であのアニメーションを表現している島本先生もたいしたもんですが。振り向いた燃に不敵に笑いかけるアンノがすごい。