男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

涼宮ハルヒの憂鬱『涼宮ハルヒの溜息3〜4』


こんなにちゃんとしてましたっけ?

テレビ放送時には、熱がかなり引いていたので「さら」っと流してみていた『溜息』編。

なので今回DVDで観直すとやったらと面白い。それもこれも『消失』で熱がぶり返しているからなのもありますが、単純に殆ど忘れていて面白いのでしょうか。

長門の大活躍ブリの映像処理や(久々にコマ送りで観ちゃったよ)、魔法使い姿の長門がやたらと可愛いのも含めて。

みくるに甘酒(原作ではお酒だったかな)を飲ませてヘロヘロにしてしまうシーンで、遂にキョンハルヒにキレてしまうんですけど、あそこの作画がやったらと気合いが入っているのも良かったです。

明らかに『溜息』のハルヒは悪のりの頂点に達していて、キョンが怒るのもムリはないと思わせてくれます。原作では『溜息』は『憂鬱』に続いて発売されている長編なので、いきなり半年近く時間経過をしているだけに唐突な印象があったのですが、アレコレ色んな事があった上でキョンの堪忍袋の緒が緩んでいるのが分かります。

まあ、だからこそキョンハルヒに「映画を絶対成功させよう」という場面はジーンと来ますけどね。


通してみると、時間軸ではその後のエピソードになる『ライブアライブ』『射手座の日』のハルヒが”意外に”聞き分けが良くて素直なのも、この時キョンに怒られたからなんでしょうね。良く出来てますよまったく。