『げんしけん』を７話目まで観ました

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メディアファクトリー (2008-06-25)
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ページをめくらないでも観られる楽ちんさ

原作を読み直して、久々に『げんしけん』熱が再発したのを良い機会にとアニメを観てみることにしました。基本的に漫画のアニメ化は自分の脳内テンポとずれてしまうのが我慢できないので敬遠しているのですが、今回はそこら辺をニュートラルにして観ることにつとめました。

さすがに『ハルヒ』とかを毎日観てしまっていると、クオリティを較べてしまいますが、コレはコレで大変楽しい。特に第一期のエピソードは原作でもゆるいモノが多いので、ゆったりと楽しむことが出来ます。

声優さんも最初はイメージの違いが気になりましたが、二話目ぐらいからはすっかりなれてしまいました。我ながら順応性というか柔軟になったモンだと思います。これも『ハルヒ』に下手な偏見をぶっ壊してもらったおかげかもしれません。

しかし、まあ、笹原の声の人はもうちょっと何とかした方が良いと思いますけどね……

高坂の人が個人的にドハマリで笑いました。よくもまああんだけピッタリの人見つけたなと思いますよ。

脚色は単行本のおまけ４コマとかまで取り入れて、ほぼ原作通りに作ってあるのもストレスが無くて良いですね。ちょこまかギャグが削られているのは謎ですが。『ぷよぷよ』とかもちゃんと許可取って使っているのは感心しました。あのエピソードは原作の中でも好きなので、面白かったです。

いきなり二年生になって新人二人が入ってくるエピソードでは、新歓コンパのパートがオリジナルで付け足されているんですが、ここがやったらとイタイ描写満点で困りました。なんであんなエピソードを付け足すんだろう……

逆に笹原妹が登場するエピソードは、高坂が恵子の前ででかいタペストリーを広げる場面に工夫がこらしてあって感心しました。恵子が逡巡するカットに、自動改札機の扉が閉まったときのアナウンスがうまくかぶせてあるんですよ。ははは。

ボクとしてはメインは荻上が登場するＯＡＶコレクションと第二期なんですが、調べて観ると第二期は笹原の就職が決定するところで終わるそうな。なんだ、そりゃ？

第三期かＯＡＶで荻上とのパートを作って欲しいという要望が多いようですが、何かもう一発ないと難しいでしょうねえ。原作第二部開始ぐらいの。ははは。

スーの声がみくるの声らしくて今から楽しみです。ははは。

調べていたら、『くじびきアンバランス』の単行本に、『げんしけん』のその後がおまけで載っているそうなんです。ぎゃーーっす。読みたい。

男たち、野獣の輝き