ジョー・ジョンストン監督が『ジュラシック・パーク』の新三部作を

＜eiga.comさん＞

ジョー・ジョンストン監督は個人的に信頼できる監督なので、彼が誰にも邪魔されずに全精力を注げば傑作になると思います。

＜allcinemaOnline:ジョー・ジョンストンのプロフィール＞

ミクロキッズ [DVD]

デビュー作の作品からして「飛ぶ」と言う行為を印象的に扱う監督でした。シナリオも実に『藤子・Ｆ・不二雄』感抜群で最高です。原題は「ハニー、子どもたちが縮んじゃったよ！」

ロケッティア [DVD]

大戦前の時代設定や、バックパック型の飛行装置などなど涙モノのガジェットが満載。ボンド役から離れたティモシー・ダルトンの悪役ぶりは必見。いよいよ「飛び」たつ場面は涙が出ますよ。

ジュマンジ コレクターズ・エディション [DVD]

こちらも、思いっきりジョンストン監督の好みが出ている作品です。子どもの頃からゲームの中に閉じ込められて大人になってしまったトラウマ確実の少年をロビン・ウィリアムズが相変わらずの演技で怪演。

遠い空の向こうに 【ベスト・ライブラリー 1500円:第3弾】 [DVD]

「このままじゃワンパターン監督になっちまう」と思ったのか思わなかったのか、まさかのしっとりドラマ。ところが、これが強烈な傑作に。ジョンストン監督が本物だったことを証明した名作。しかも、ちゃんと「飛ぶ」というジョンストン監督のモチーフが根底にしっかり流れているところも涙モノ。必見の映画です。

ジュラシック・パークIII 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]

ジュラシック・パークの正当な続編なんですが、この思いっきりなスピンオフ臭が実にジョンストン・テイスト。『遠い空の向こうに』でやり遂げたイメージ・チェンジを「なに、それ？」とばかりにかなぐり捨てて、思いっきり『ミクロ・キッズ』風味に仕上げてみせた。シリーズのファンからはそっぽを向かれた形でしたが、９０分しか無い上映時間といい、ラストの漫画的な展開といい、世界一の情けないオヤジとして君臨するウィリアム・Ｈ・メイシーの出落ち感といい、携帯電話の何時までも耳に残る着信音といい、何から何までゆるゆるの傑作です。ここでもジョンストン監督は「飛ぶ」というモチーフをちゃんと使ってくるから抜け目ないです。

オーシャン・オブ・ファイヤー [Blu-ray]

『スティール・ボール・ラン』でも荒木に影響を与えている映画の一本。灼熱の熱い描写など観るべき点は多いのですが、ジョンストン監督らしさはあまり感じられませんでした。

って、これ２００４年の映画か。

代役で抜擢されたデル・トロのリメイク版『狼男』が来月アメリカ公開。こちらはジョンストン監督らしさが楽しめそうです。

ジョンストン監督のホラーなんて今までにないけど、「なかったっけ？」と思えるほど親和性が高い。

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