アバター
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お疲れ様キャメロン
予告編を観たりしたあたりから悪い予感がしていたのですが、案の定それ以上でも以下でもない何とも渋い気分になる映画でした。
12年の歳月がそうだったのか、珍しくうまくいっている結婚生活があれだったのか。
見たことのあるような映像や音楽やプロット、何もかもありきたりな記号の集積であり、オリジナリティといえるような部分はまったく見つけられませんでした。
キャメロンの魂ともいうべき「燃え」要素も、いよいよ(本当にここまでの時間の長いこと長いこと)始まるクライマックスの戦争スペクタクルに若干感じられるぐらいで、それすらどこかで観たことのあるビジュアルやエッセンスばかり(ハッキリいって、キャメロン「そろそろナウシカいいかな」というしみったれた根性は恥ずかしいからやめてくれ)。
3Dに関しては相変わらず途中からなれちゃって「どうでもよくなる」。メガネが邪魔なだけ。
今年の映画を振り返るとい企画がすでにいろいろと催されているのですが、「アバター」観なくていいのかな? って思っていたんです。
いいみたい。