男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

ハンター最新作『黄昏の狙撃手』発売

黄昏の狙撃手 (上) (扶桑社ミステリー) 黄昏の狙撃手 (下) (扶桑社ミステリー)

アレは無かったことにして……


スティーヴン・ハンターの新作であり、待望のボブ・リーの新作です。前作の『四十七人目の男』は無かったことにして。

父親であるアール・リー・スワガーの三部作も読み応えバッチリでしたが、やっぱりボブが恋しくなってくるんですよね。なので、今度は”銃を持ったボブ”が帰ってきたことが何よりも嬉しいです。

あらすじによると娘のニッキが大学生になっていたりして、年月が経っているのを感じさせますね。ボブもかなりの中年でしたが、この作品では何歳ぐらいになっているんだろう。


極大射程〈上巻〉 (新潮文庫) 極大射程〈下巻〉 (新潮文庫)

ボブ・リー・スワガーが登場! 言うまでもなくハンターの最高傑作であり、ミステリーとアクションの奇跡的融合を果たした名作。二転三転してグイグイひっぱるストーリーテリング、交錯する謎と若き刑事ニックの冒険、ページをめくる手が震えるほど興奮するアクション、ロマン溢れる読後感を誘うラスト、などなど、どこをとっても面白いエンターテインメントの鑑のような作品です。

狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー) 狩りのとき〈下〉 (扶桑社ミステリー)

『極大射程』で語られたベトナム時代の一個師団との闘いや、ロシアのスナイパーを絡めた過去と未来を結ぶ闘い、多重構成で描かれる物語のカタルシスとアクションの興奮が絶頂を迎える第一部完結編。