男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

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ジョン・ウィリアムズさえノっていれば……

WOWOWでインディ全四作が一挙放送されました。ちょこちょこと観てみたのですが、『スター・ウォーズ』のHD放送のような衝撃的な高画質ではないですが、ダグラス・スローカムの描くインディのタッチには合っているのではないでしょうか。

で、撮影が現在のスピルバーグを支えるヤヌス・カミンスキーになってからの『クリスタル・スカルの王国』を、何故だか全編観てしまいました。たぶん三部作だと観るのにエネルギーを消費してしまうので、病み上がりにはこの作品が「ちょうど良い」。ははは。

果たして、この作品はホントに病み上がりにはちょうど良くて、劇場に続いてまたまた楽しんで観てしまいました。余計なハードルも無くなってますしね。イリーナ様は相変わらずキュートだったし。スカルの麻袋をギューっと抱きしめる姿は愛しい。

インディは相変わらず行き当たりばったりだし。

で、

今回家庭で観直すと、ヤヌス・カミンスキーがいつものテイストを抑えて、前作を担当したスローカムのタッチを再現している中に、けっこうな割合で「やっぱりカミンスキー」だなと思うショットを見せてくれるのが楽しかったです。
大学の廊下での照明の飛び加減とかたまりませんでしたよ。特に凄いのがやっぱりあのキノコ雲。あの超絶ショットは滅多に観られない代物です。もっとも劇場で観た時の衝撃の方が数倍凄かったですけどね。劇場で観た時は『魅せられ』たもんなあ。不謹慎ながら。

まあ、結局出来がそんなによろしくないと感じてしまうのは、やっぱりジョン・ウィリアムズの音楽がノってないからじゃないでしょうか。耳に残る新しいメロディとかがないんだもんなああ。前三作はそれぞれサントラが最高だっただけに残念(サントラBOXも『クリスタル・スカル』は一回しか聴いてないし)。