U2 3D
目の前でボノが
やっとこさ観てきました。『ブラディバレンタイン3D』とは明らかに客層が違っていて、みんなU2目当てっぽかったです。
まず単純にU2のライブが燃えまくりです。しかも、選曲が僕らの世代には直撃のセレクションで、悪く言うと「無難」ですが、いやあ良かったですよ。
3Dに関しては、相変わらずステージのグラフィックなどはミニチュアっぽさがあるのですが、観客席の臨場感が半端じゃないです。ぶちまける水しぶきの一滴一滴が立体的ですし、一列一列がキチンと立体化しているので、本当に観客席を観ている気分。また、画面下から出てくる手が実際に場内のお客さんの手かと錯覚してしまうほどでした。
音声もキッチリ立体化をしており、歓声がグルグル背後から押し寄せます。
共同監督に『隣人は静かに笑う』『プロフェシー』のマーク・ペリントンが参加しているのが奇妙でしたが、『FLY』で色とりどりのアルファベットが雨のように画面に降り注ぐ演出など大変面白かったです。タイポグラフィーも絶妙に3Dを意識しており、新たな3D演出の一つとして注目したいですね。