プロヴァンスの贈りもの
スターチャンネルHV
気分にちょうど合う
味覚が変わって、子どもの頃嫌いだった物が大人になって食べてみると大好きになる事はよくあること。小説でも漫画でも映画でもそれが当てはまる。ただ、出来るだけ「好きな物を増やす」方向にいきたいもの。「嫌いな物を増やす」なんてもったいない。
で、
唐突にこういう作品を作りたくなった気持ちは大変よく分かります。彼ぐらい「こういう映画」を求められていない監督もいないでしょうからね。
実際できあがった作品も「らしくない」感じが少しあるのですが、プロヴァンスという南フランスのロケーションが補ってあまりあるほど魅力的。
ボクの中でも『REC』とか『悪魔の管理人』とか連続で観ていると、ふとこういう映画が観たくなります。そういう気分にぴったりな映画でした。ありがとうリドリー。