バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
ここでも阿部ちゃんががんばるが、薬師丸ひろ子もいい
ホイチョイ軍団による、テレビのパロディドラマ的な企画爆発の今作。案の定公開時にもそっぽを向かれていた感じが強いのですが、新春かくし芸大会のパロディドラマが大好きだった人間なので、肩の力を抜いて楽しめます。地上波での放送時もHDでしたが、今回は5.1chでの放送。HDのクオリティとしては邦画としてはかなりがんばっています。撮影もHDカメラなのかな? 画面自体もテレビっぽい明るい感じなのでそう感じやすいのかも。
ヒロインを演じる広末涼子のキャラがあまりにもチャラい感じなのが勿体ないのですが、バブル時代で登場する阿部ちゃんがまたぞろ良い味を出しています。「バブル時代がおわるわけないだろう」という説得力と薄っぺらさを見事に演じています。
ちょうど上京した頃が舞台になっているのですが、浮かれた気分は分かっていても金銭面での恩恵を受けていないので実感がないですね。
ヒロインのお母さん役で登場する薬師丸ひろ子が妙に魅力的だったのも良かったかな。子どもの頃は苦手だったんですけどね。