男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

トロピック・サンダー


やっぱりカーク・ラザラスに尽きるかも

冒頭にフェイク予告編がついているのですが、ロバート・ダウニー・JR演じるカーク・ラザラス主演の『SATAN'S ALLEY』が爆笑でした。共演のトビー・マグワイヤーとの禁断の恋を描いた、あからさまなアカデミー賞狙いのソレがもう。トビー・マグワイヤーもジェイク・ギレンホールには『ブロークバック・マウンテン』で大きく差がついたからって、こんな自虐的なことしなくても。

カール・ラザラスのサイトにある他の作品もかなり凄まじい!

↑ぜんぜん観たくない!!

本編は相変わらずの新春かくし芸ノリの小ネタが満載で楽しめました。『ズーランダー』同様それが映画として成り立っているかは別問題なんですけどね。相変わらずシネスコにこだわっているあたりは高ポイントでしょうか。

ベン・ステラーがこれまた露骨にオスカーを狙っている、劇中の痴呆映画『シンプル・ジャック』も爆笑必至です。

ジャック・ブラックが何のために出ているのかイマイチはっきりしないのが残念でしたが、ロバート・ダウニー・JRがその分もっていっているからOKです。

あと、トム・クルーズ演じる最低最悪の映画会社のボスが凄かったなあ。あれだけ罵詈雑言が吐ければさぞ気持ちよかったでしょう。酔っ払って二回も同じ冗談を繰り返すあたりはツボでした。

『お前の仕事は猿でもできる』『お前の仕事は猿でもできる』