男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

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近年珍しい短い映画にロブ・ライナーの回帰をみた

97分という上映時間と、モーガン・フリーマンジャック・ニコルソンが共演って言うことで観たかったのですが、劇場で見そびれたのでBDを借りてみました。こう考えるとやはりレンタルという手段があるのは便利ですね。
ロブ・ライナーは好きな監督さんなんですが、最近はすっかりご無沙汰でした。

ちょっと合成のセンスがあれなところが興ざめですが(明らかに二人の映像はセット撮影なんだもんなあ)、シナリオのコンセプトとか、一番の肝である主演二人の芝居を堪能できるという意味では大変楽しめました。

いくらでも長くなりそうな題材なのに97分というタイトな時間に仕上げた事と、それでいて鑑賞後の後味の良さには影響がないというのはさすがロブ・ライナーという感じです。彼の映画で大好きな『スパイナル・タップ [DVD]』『スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション [DVD]』『恋人たちの予感 (特別編) [DVD]』とかはどれも90分前後なんですよね。それでも映画内濃度は薄くない。

モーガン・フリーマンは最初から老人という笠智衆みたいな役者さんだから違和感全然無いんですが、ジャック・ニコルソン(同い年)がちゃんと老人に見えるあたりはやはり上手いなあと思いましたよ。まあ、ジャック・ニコルソンとしてはステレオ・タイプともいえるキャラではあるんですけどね(毒舌、孤独、実はいい人)。