BLACK HAWK DOWN
ミリタリーはHDに限る。
さて、引き続いて1080/24pでBDを観直している訳ですが、今回は日本ではまだ未発売の『ブラックホーク・ダウン』北米盤です。
劇場で観たときはリドリー・スコット監督の『プライベート・ライアン』に対する対抗意識がプンプンで拒絶反応が激しかったのですが、DVDやWOWOWでの放送を観直す度に好きになっていったという、ボクにしては非常に珍しい作品です。
まあ、今回で10何回目かの鑑賞だったのですが、やっとサブキャラの区別がついてきたぐらいなので、そこら辺の描き分けのヘタさ加減がやっぱりリドリー・スコットだなあという感じではあるんですけどね。(みんな同じ服装で同じ髪型っていうこの手のジャンルでは基本的に難しいもんですけど)
相変わらずサラウンドシステムがまだなので、LPCMを2chにダウンミックスしての鑑賞です。それでも結構派手な音が聴けるので早くシステムをそろえたいところです。
HDクオリティに関してはやはり銃器などの兵器の質感が恐ろしくリアルなのがいいですね。ディティールの再現が半端じゃないので、装備品の細かいところまで確認できるのもいいです。
2時間近く戦闘シーンが続く映画なだけにミリタリー関係の濃度が濃すぎるので、ここら辺は大変楽しめました。
加えて戦闘でどんどん汚れていく兵士たちのメイクも細かく再現されているので、疲労感や痛々しさが凄く伝わってきます。
それにしてもデルタ・フォースの一員を演じたエリック・パナのカッコよさは尋常じゃないですねえ。
ラスト付近で適当に用意された得体の知れない料理をすんげえ不味そうに食べるんですけど、あそこの食べ方や食べながらの喋り方は素晴らしいです。あの食べ物いったい何なんだろうなあ。