男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

墓場鬼太郎 (1) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-7))

墓場鬼太郎 (1) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-7))

野沢雅子が復活と読んだときから期待していたのですが、期待通りかなり面白かったです。
気になるのはキャラデザインが少し現代的な事と、主題歌とエンディングがあんまりイメージじゃなかったぐらいでしょうか(電気もショコタンも個別には大好きですが)。

特筆すべきは「貸本」テイストを全力で再現しようとしてる点です。全体的な作画や動き、背景処理(アニメではあまり例のないほどキャラと背景が全然乖離していない!)、そして紙がヘタれたかのようなザラザラのフィルター処理。このビジュアルアプローチはなかなかハマります。

野沢雅子はさすがキチンといつもの鬼太郎声ではなく、ちゃんと墓場鬼太郎声にしているのはいいです。目玉親父がいつもどおりなのも素晴らしい。

もっとも、ボクの大好きなフレーズである「血液銀行」が出てこないのはさびしかった。でも「幽霊は信じているかい?」があったのは嬉しかった。

目玉親父が店屋物のどんぶりにかくれて家に入るシーンがないのもちょっとさびしかったかなあ。

でも、これは久々に続けて観なければいけないアニメですね。