男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

ボーン・アイデンティティー (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾) [DVD]

ボーン・アイデンティティー  (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾) [DVD]

11月10日にいよいよ公開される第三弾『ボーン・アルティメイタム』を前に、久々に一作目をDVDで再見。劇場と地デジでは観たが、DVDは初めて。監督のダグ・リーマンの音声解説を字幕で、吹替え音声で鑑賞。

ダグ・リーマンの音声解説は技術的な部分の裏話や、演出やスタッフや役者に対しての賛辞がたくさんでなかなか楽しめました。いまやすっかり売れっ子のクライブ・オーエン扮する「教授」との超クールな戦いがやはり燃えます。

ただ、『スプレマシー』&ポール・グリーングラス信者としては、一作目にはまだまだ徹底的な臨場感が足りないと感じてしまう。あの異様なカッティングとクール極まるテンションがボクとしては好みです。
もっとも、シリーズの特徴であり一番の長所である、頭を使った現状打破や状況に対して動揺せず合理的に解決策を選択するボーンの行動はすでに完成されていて、音声解説でも監督と脚本グループが一番大切にしていた部分と言うことで納得です。
カーチェイスが終わった後に、地下駐車場へ車を止めたボーンが、息一つ乱さず、ゆっくりとエンジンを切る場面がすごく好きなのですが、監督も一番好きだと言っていたので嬉しかったです。あと、敵が窓から飛び降りて自殺をしても、まったく動揺せずに時計で警察の来る時間を確認するボーンとかたまりません。