男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

アドベンチャー・ファミリー [DVD]

アドベンチャー・ファミリー [DVD]

アドベンチャー・ファミリー [DVD]

ご多分に漏れずボクも子供の頃この映画を何度も観て、当然猛烈にアドベンチャー欲をかきたてられたものです。

今回BS2でシリーズが放送(二ヶ国語放送がナイス!)されたので久々に観ましたが、恐ろしいほど記憶の中のイメージと変わっていないのにびっくりしました。
あの何もかもが笑ってしまうほど楽天的な雰囲気が、見事なまでにフィルムに定着しているのは賞賛に値します。
実際に雄大な自然の中でロケしているはずなんですが、全体的にドラえもんの”部屋モノ”的な雰囲気が思いっきり充満しているのがすごいです。
多分登場人物がほとんどアドベンチャー一家(正式にはスキップ家?)と飼い犬だったり、舞台が家族が建てた丸太小屋とその周辺のみだったり、危機がほとんど熊がらみだったり、時間の流れるシーンでは必ず歌と動物と家族の笑顔だったりと、子供が喜ぶ要素とキャンプ感覚がたっぷりと、部屋でぬくぬくと疑似体験できるのがそういった要因なんじゃないかと思いました。

それにしても仲のいい熊と凶暴な熊が登場するクライマックスでは、お母さんがショットガンでドガドガン撃ちまくるのが別の意味でショッキングでした。散弾なんだし仲のいい熊にもあたるだろうが!!

しかも、娘が熱が出たのでちょうど川を下って(無線は当然壊れてます)医者を呼びに行ったお父さんが、熊のクライマックスが終わった次のシーンで何の芸も無くブーンと飛行機で帰ってきたりして二重(ダブル)ショック。

早く『続』が観たくなるあたりが、大人になっても全然好みが変わっていない自分を感じて少し安心しました。

そういえば、テーマ・ミュージックが『おもひでぽろぽろ』の終盤でかかる曲にそっくりでびっくりしました。というよりも、『おもひでぽろぽろ』を観ていてアノ音楽が何でか引っかかると思ったら、この映画の曲だったからなのか? 何にしても良い曲です。

↑コンプリート・ボックスまで発売されていたなんて意外!!