ジョセフ・バーバラ氏死去
ボクの大好きなアニメ『トムとジェリー』を生みだしたハンナ=バーバラのコンビが二人とも逝ってしまいました。
トムとジェリー アルティメット・コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2007/03/09
- メディア: DVD
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なんと言うタイミングなのか、ワーナーから『トムとジェリー あるティメット・コレクターズ・エディション』なるDVD-BOXが発売になるようです。ただ、折角日本独自の仕様だというのに、やはり吹き替え版がテレビ放送の八代駿バージョンではないのが悔やまれる……。がんばれよワーナー!!(逆に言えばオリジナル音声が楽しめるようになったのはDVDならではなんですけどね)
もっとも、リマスターで5枚組であの値段はさすがワーナーと言わざるを得ませんが。でもワイドサイズの作品はキチンとノートリミングで収録して欲しいなあ。50年代の作品はいくつかワイドがあるんだし。そういうところはファミリーとか意識しなくていいからさあ。
あと、足だけ出てくる黒人のおばさんも直されているバージョンなんだろうなあ。「なにやってるんだい! トム!!」と言うあの主従関係をひたすら誇示する設定が最高なのになあ。足しか出てこない設定も演出的に完璧。
やっぱりテレビで録画したものはキチンとDVDに焼いて保存しなくてはならないようですねえ。
しかし!
今は(衰え始めているけど…)Youtubeで簡単に見られる時代なのですねえ。
とりあえず個人的には何をおいてもコレ
『ネズミとり必勝法』
トムさんがジェリーをおびき出すために分厚い本を腹を抱えて笑いながら読む。この笑い方とか声とか、笑い死に確実。ディィィィヤッハッハッハッハッハァァァア……ウォッホッホッホッホォォ!!!!
途中から必勝法ほとんど読まなくなるあたりがトム流炸裂。プレゼントでおびき出す方法では、自ら箱に入るも針攻めの挙句にのこぎりで切断!! 次のシーンでキチンと胴体に包帯が巻かれているディティール(それでいいのか!? と言うのはおいておいて)が最高。
しかも、最後はトムが昇天という歯止めのきいてない凄まじさ。
「ネエワタシトデートシマショウヨ」が耳にこびりついて離れない。
おまけ
これを見て何年もこのオペラが何か知りたかったです!(『セビリアの理髪師』です。”フィィィィガァァァロォォォォ”があまりにも印象的なので、モーツァルトの『フィガロの結婚』を聴いちゃうんですよねえ。子供の頃は。ロッシーニの作品で、こちらは前日譚です)
途中で完璧に無茶苦茶になってしまうんですけどね。「オーマイダーリン・クレメンタイン」を唄うあたりは爆笑。