男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

トゥルー・ロマンスのあの曲

『トルゥーロマンス』で一番印象的な音楽と言えば事あるごとにかかる木琴(?)のあの曲ですが、テレンス・マリックのデビュー作である『地獄の逃避行』を観たら、あちらでもほとんど同じ曲が印象的に使われていたので、ハンス・ジマーの功績ではなく(薄々というか重々分かっていたが)、あれからインスパイヤされたんだなあと思っていました。まあ、そこで思考停止していたわけですが、何のことはないその曲自体は既成曲であって、しかもそれを大好きな『カルミナ・ブラーナ』を作曲したオルフが子供の教育のために作った曲だったと今しがた知って驚いたと言うことです。

Orff-Schulwerk Volume 1: Musica Poetica

Orff-Schulwerk Volume 1: Musica Poetica

  • アーティスト: Carl Orff,Gunild Keetman,Karl Peinkofer Percussion Ensemble,Godela Orff-Büchtemann,Martina Koppelstetter
  • 出版社/メーカー: Celestial Harmonies
  • 発売日: 1995/06/30
  • メディア: CD
  • クリック: 11回
  • この商品を含むブログ (2件) を見る

全部で三枚発売されているようですが、そちらの一枚目に思いっきり収録されています。トゥルー・ロマンスではさすがにアレンジをしてあって(そのアレンジは個人的にはオリジナルよりもいいと思っているので、ジマーの功績もあるにはあるのでしょうか。いや、あれってほとんどマーク・マンチーナが作っていると言うような話も聞くしなあ……)、こちらは『地獄の逃避行』で使われているのとほぼ同じです。

オルフといえば、間違いなく『カルミナ・ブラーナ』を連想してしまいますが、他にもまだまだいい曲をいっぱい残していそうですねえ。