ワンダと巨像その2
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2005/10/27
- メディア: Video Game
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一日二体のペースで倒しています。
操作に慣れるのと比例して、巨像への取り付き方や攻略法の難易度が上がっていくのですが、その辺りのバランスがまた絶妙。一応ヒントも天の声のように聞こえてくるのですが、それを解釈して実行する辺りの閃き加減が唸る。
それにしても『ICO』(asin:B0002HUCNQ)でも感動しましたが、キャラクターのモーションのナチュラルさには驚愕。振り回されるときのたたらの踏み方や、つかまってぶん回されるときの慣性と重力のせめぎあいの計算された動きは唖然とするぐらい素晴らしい。
一見出鱈目に動いているように見えるカメラワークも、巨像の巨大さや弱点への目配せを自然にプレイヤーに促していたりして隙がない。
これからフィールドを利用した攻略などもあるのだろうけど、とにかくこれだけゲームとしての醍醐味を味あわせてくれるゲームも久しぶりです。アクション・パズル・ゲームの極めつけですね。
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初回限定で特典ディスクがついてきたのですが、こちらはこのゲームの宣伝用映像に加えて、プロトタイプともいうべき『NICO』の映像が納められています。『ICO』らしきキャラが3人馬に乗って巨像と闘う様が堪能できます。ガタガタとこれまた恐ろしくナチュラルな手ぶれ感が凄いです。
また『ICO』ファンにはこたえられないテスト映像やCM素材も収録されていて、再プレイしたくなる事必至。プレステ版の映像が観られただけでも嬉しい。