動画配信実験その1
動画の配信実験をしようと思い立って、あれこれ試行錯誤していました。
まずネットで映像を配信しようと思うと色々と選択肢はあるようなのですが、windowsに基本的に備わっているプレイヤー「ウィンドウズ・メディア・プレイヤー」で再生できれば大体いいんじゃないかと思いました(とかいいつつダウンロードした画像は大体クイック・タイムだなあ……)。
そこで、ウィンドウズ・メディア・エンコーダー9が少ない容量で画質もいいということなので暫定的に決定。
とりあえず手持ちの映像で短いものと言うことで、高校生の頃に文化祭で上映するために作成した映画とアニメの名場面集に付けたオープニングとエンディングをそれぞれ使用することにしました。それぞれ1分前後。
ところが、これを実際にWMVファイルに変換するのにかなり手間取ってしまいました。多分簡単に出来るはずなんですが、やっぱりこういうことをはじめると必ず手間取るようになっているようです。これは多分試行錯誤して余計なことまで学ばせようと言う何かの意思だとポジティブに解釈しています。
大体の流れとしては、元のソースがVHSだったのをDVDレコーダーで録画。それから直接WMVへ変換できなかったので、映像と音声に分割。それを再びmpgファイルに結合圧縮。それをエンコードして出来上がり。いやあ、絶対にもっと簡単な方法があるはずだ。
まあいい。
結果として出来た動画が以下のもの
http://hendora.com/movie/yougaED.mpg(16.9MB)
↑冒頭部分5秒ほどが黒味ですので、そのまま再生してください。音楽は始まっています。
http://hendora.com/movie/anime-op2.mpg(14.8MB)
時間はアニメの方が長いのに容量が短くなっていますね。多分ここらあたりがエンコーディングのカラクリに繋がっているんでしょうね。
一応一番良い画質にしているので、ダウンロード速度1Mbps推奨になっています。時間のある時にでも観てください。
解像度が小さくなっているので、元の劣悪な画質が結構滑らかになっているのに驚きました。勿論最大画面に拡大すれば更に酷い画質になるんですが。2パスエンコードをしたのですが、思ったよりもmpg圧縮によるコマの省略が見当たらないので安心しました。
ちなみにこの映像ソースは
ビデオ
↓
ベータにダビング
↓
VHSにダビング編集
↓
それを友人がVHSにダビング
↓
それをDVDレコーダーの最高画質モードでダビング
と言うのが元のソースの映像なので、5世代目ぐらいの映像ですね。元の映像は殆ど裏ビデオのような画質です。
それよりもVHSの再生でトラッキングがなかなか合わず、音声のノイズが厳しい状態。これも何とかできないものかなあ。