男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

ターミナル DTSスペシャル・エディション [DVD]★★★

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンと並んで、スピルバーグが片手間に作ったという印象を受ける作品ですが、実際にフルセットで作られたJFK空港を動き回るダイナミックなカメラや、ファンタジックな筋立てとクライマックスが個人的に大好きな冬だったのでポイントが高かったです。

個人的な話ですがボクがアメリカに旅行に行ったときに最初に降り立ったのがそのJFK空港で、外に出たときのタクシー乗り場が雪が降っているところも含めて当時のことを鮮烈に思い出させてくれたのも高ポイントの要因です。

トム・ハンクスは英語が喋れない外国人の役なのですが、一方的に英語だけを話し続けるアメリカ人は非常にリアリティがあって面白かったです。

キャサリン・ゼタ・ジョーンズもいつになくチャーミングで良かったのですが、結構予想を覆す展開を見せるのが意外でした。

それにしてもビザの受付をしている女性がトレッキーである設定や、悪役の奴がトワイライト・ゾーンのエピソードとして出した「蟻人の恐怖」を、隣に居た黒人が「それはアウター・リミッツです」と即座に訂正するあたりの妙にマニアックなシナリオはなんなんでしょうか。