熱中時代 DVD-BOX
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2002/09/19
- メディア: DVD
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以前ビデオで録画したものは、デッキの不調で前半9話しか録画できず、後にDVDレコーダーを購入した際はDVD-RAMに録画したので現在は観ることが出来ない。したがって後半部分は久しぶりに観るのでかなり新鮮で楽しいです。
今回はDVD-BOXの目玉であるアンソロジーディスク、すなわち演出の田中知己氏と脚本の布勢博一氏の対談、そして二人に加えて当然水谷豊氏を交えての対談が収録されています。
演出の田中知己氏がおっしゃっていた、「水谷豊ショーを作りたかった」というのは非常に納得のいく説明で、完成された作品はそれを完璧に実現しているのに驚かされます。
脚本の布勢博一氏は随分お年を召されていましたが、とても自分が書いたものを話すような雰囲気ではなく、達観した雰囲気とその人柄がジーンと伝わってきて非常に良かったです(まあ、殆どしゃべっていないんですが)。水谷豊扮する北野広大が最終回で言う「さようなら」が非常に印象に残っているとおっしゃるところで、そのシーンが挿入されるからもうたまらない…あれは感動するよなあ。
その有名な最終回での通信簿を一人一人誰も端折らずに渡す長いシーンは、田中知己氏の意向でぶっつけ本番で行われたそうですが、果たした最高の効果をあげていて、インタビューでもおっしゃっていたように、子供たちの芝居にまったくうそが無いのが素晴らしいです。普通は途中でインサートショットが入って端折るのに、このドラマでは生徒が全員主役だから誰一人端折れなかったという田中氏の考え方は実に正しいと思います。
他にも、あの有名な北野広大のしゃべり方は、北海道弁かと思いきや、水谷豊氏の担任の先生のしゃべり方を参考にしているそうです。びっくり! また、これまた有名な「グー、チョキ、パー」で手を上げさせるやり方は、演出の田中氏の娘さんが通っていた小学校の担任の先生がなさっていたそうです。これもびっくり!
もうこうなってくると飢えと渇きを満たすためには再度観るだけでは足りません。
何故なら
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というPART2がちゃあんとあるんだからねえ。
いぃぃやあぁぁ、まいったなぁぁ……