男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

第一シリーズ第一回

tbsチャンネルで、第一シリーズの放送が開始されました。
「熱中時代」で再度火が付いた自分の心にエネルギーをつぎ込むべく、ちょうどいい機会なので観始めました。

実のところ第二シリーズの有名な「世情」がかかる回や、その次の回(実際、加藤たちが連行されていくところよりも、その後に繰り広げられる1シーン延々続く部屋での金八や警察たちとの話し合いのほうが燃えました)、第一シリーズを再放送でちょこまか観ていてぐらいで、キチンと最初から観たことが無かったのです。子供の頃っていついつから番組が始まるとか知らないので、第一回目って見逃す可能性高いですよね。

という訳で、今回正真正銘の金八先生シリーズの第一回を観る事になりました。

いやあ、ホントに赴任してくるところから始まるんですねえ。金八先生が生徒と初対面っていう雰囲気すら新鮮で、グイグイ引きこまれました。

で、当然のように繰り出される「坂本龍馬」を筆頭とした維新話に安心したり、意外に金八先生の熱いしゃべりが生徒を注視させなかったりなど、見所満載でした。

武田鉄矢はボクにとっては「幸せの黄色いハンカチ」から続く絶妙に上手い芝居が最初っから炸裂していて最高でした。特に学校にいる間は緊張感バッチリなのに、家に帰り着いたとたんに巣に戻るところなんか素晴らしいです。あの校長先生に電話をしたら留守だったりしたらイキナリ「あのばばあ」呼ばわりとか。家出少年の事で夜の職員室に集まった先生方の場面も見せ所で、昼間はロンゲをよしとした財津一郎の英語教師が、金八先生が痴漢に間違えられたとたんに「身も心も教育者たれ」と主体性の無いことを言い出すや真顔に豹変するあたりは実にいいです。「ノーカッチングとおっしゃったじゃないですか!」

ラストでもキチンと生徒ととの対話を茶化す面子に怒鳴るあたりもタイミングばっちりで、これからの展開がたまらなく楽しみでした。

なんか、一週間も待てそうも無いのでまとめて借りてきちゃいそうな感じなんですよねえ……

といって、「熱中時代」ももう10話まで観てしまったわけでぇ……