男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

シガテラ(4) (ヤンマガKCスペシャル)

シガテラ(4) (ヤンマガKCスペシャル)

シガテラ(4) (ヤンマガKCスペシャル)

待望の4巻。

古谷実は「行け!稲中卓球部(1) (ヤンマガKCスペシャル)」で有名ですが、それ以降は作者の本質的な負の部分を前面に出した作品を描いていたようです。この「シガテラ」は途中こそそういう要素も含まれていたのですが、この作品では初めて恋人が出来るトキメキ満載で大好きです。

なんといってもヒロインの南雲さんが我々男子の理想を具現化したような存在で、すこし間抜けな感じも含めて完璧です。主人公に殆ど理由もなく惚れている部分も(実は)リアリティがあってたまりません。

今回の巻はその南雲さんがアルバイトと一人暮らしを始めるという後半部分が目玉で、今まで主人公の視線で展開していたストーリーが転換しつつ、南雲さんのキャラが更に際立ってきたのが非常に良かったです。

作者自身がキャラに惚れてきたのが伝わるような感じですかね。