ベートーヴェン:交響曲第5番

ベートーヴェン:交響曲第5番

フルトヴェングラーの指揮による1947年収録のものを聴きました。これは5月25日収録の方です。

初っ端からお約束のタメが炸裂して怒涛の第一楽章で燃え、第三楽章の一音一音丁寧に奏でていく展開を経てからのスケルツォに入るや、これまたお約束の凶暴なテンポでまくし立てて激燃え。そして、第三楽章から第四楽章になだれ込む見せ場での引っ張りまくり方がまた熱い。勿論そのまま全編灼熱と感動の第四楽章に突入して最後まで息をつかせぬクライマックスと最後のもう勘弁してやれと聴いているほうが心配になってくるハイテンポにグッタリと感動しました。