団地ともお (3) (ビッグコミックス)
- 作者: 小田扉
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/11/30
- メディア: コミック
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待望の第三巻。これが凄い！ 猛烈に笑えました。
この漫画のポイントはともおをはじめとしたキャラクターや、「団地」と言うコロニーの生活観に非常にリアリティがあること（ボクも団地育ちなので非常によくわかる）だったりするんですが、それとは別に作者小田扉独特のギャグのセンスが最高に好きです。
今回の巻はそれが炸裂しまくっていて、特にともお一家が単身赴任の父親の家に遊びに行くが父親が帰ってこないので、家族マージャンができないと言う話が最高でした。この話のメインキャラは実はともお達ではなく、隣に住んでいるマージャン好きがこうじて彼女と別れの危機を迎えている青年。こいつが最高！ 彼女が怒っているっていうのに逆ギレしてまでマージャンに執着するあたりが爆笑必至。
他にもギャグとは別に団地に住む年配の方を描いた悲哀炸裂の名編や、裏主人公であるともおのお母さんメインの話も素晴らしかった（オチも含めて）。
とにかくこれを機会に全部読んでみることをオススメします（前屈）
